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今回は気になる記事を見つけたのでご紹介します。
塩味とストレスの関係についてです。
疲れた時は甘いものが欲しくなる!というのはよく聞く話です。では、他の味覚と疲れの関係はどうなのでしょうか?
美味しいを決める要素
美味しいというのは、あくまで個人的な感想です。
もちろん、味のバランスが良いことは前提としてありますが、その他に育ってきた環境や好き嫌い、一緒に食べる相手。様々な要素によって変わってきます。
ストレスもその要素の1つと言えるのではないでしょうか?
今回は5つある味覚の中でも、特に塩味とストレスの関係についての話になります。
日頃から疲れが溜まっている人の味覚は?
この実験では、疲れが溜まっている人と元気な人で甘味、塩味、酸味の感じ方を見ています。
被験者の疲労度はアンケートと感情測定、コルチゾールによるストレス度合いなどから決定しているようです。
甘味、塩味、酸味を6段階にした寒天を食べ、味を感じたかで評価していきます。
結果
- 甘味: 差はない
- 塩味: 有意差あり
- 酸味: 差はない
という結果になりました。
塩味だけは疲れている群の方が感じやすいということがわかりました。
要するに今日はなんか料理がしょっぱいなぁ。と思った場合は疲れてるサインなのかもしれません。
緊張でもしょっぱく感じるのか?
慢性的に疲れてる場合はしょっぱく感じることがわかりました。
では、緊張した環境ではどうなのでしょうか?
私の場合、会社の会食などで緊張しているとしょっぱいどころか、味もしないみたいなことがあります。記憶さえ曖昧だったりww
せっかく美味しいお店で高いもの食べてるのに残念過ぎますよね…
すいません。
少し脱線しました。
・・・戻ります。
この実験では、「テレビ撮影です。」と言われ、撮影された中で味覚試験をする人と、普通に味覚試験をする人で分け、同じ試験を行っています(今回は塩味のみ)。
結果から言えば、慢性的にストレスとら同じように、ストレス群は塩味に敏感になっていました。
また、感情の評価を行ってみると、撮影されていた人たちの方が、不安感や不快感が高く、脈拍数も増加していました。
しょっぱいは塩分を拒絶してる?
人間にとってナトリウムは必要不可欠であると同時に過剰摂取してはいけないものです。
つまり、体がバランスを取るようにできています。
しょっぱいものが美味しく感じる時は体が塩を欲しがっており、しょっぱいと感じる時は十分にある状態なのです。
つまり、疲れた体に塩分はあまりいらないのかもしれません。
では、ストレスは減塩になるのか
では、ストレス与えれば高血圧の人は薄味の食品でも満足するのでしょうか?
そんなことを思っていると、減塩についても記述がありました。
結果として、それは難しいようです。
今回試験で、しょっぱく感じたのはストレスによるホルモンの変化が関係しており、食事による塩の摂取ば今回ないようですね。
また、ストレスを毎日かけて減塩できたとしても、そのうち慣れてしまうようです。
人間の順応力は良くも悪くもすごいですね。
そんな話を家族にしながら、
「今日、なんかみそ汁しょっぱく感じるわ。疲れてるのかなぁ?」
って言ったら
「ごめん、味噌少し入れ過ぎちゃったの」
と言われましたww