調理師試験と仕事、年収について

調理師

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

数年前に調理師試験に合格しました。kichi2です。

今回は調理師の試験や仕事、年収等についてお話ししようと思います。

調理師資格とは

調理師は調理師法に基づく名称独占の資格です。

名称独占っていうのは、要するに資格を持ってる人しか名乗れませんよ。ってことです。

あくまで、名称独占なので、調理師の資格がなくても料理屋さんとかの仕事に就くことはできます。

ただ、病院やホテルの調理場などによっては採用の条件として「調理師資格」が必要なところもあります。

調理師の資格を取得するには2つの方法があります。

  1. 厚生労働大臣指定の調理師養成施設を修了する。
  2. 各都道府県の調理師試験に合格する。

このどちらかで取得ができます。

私の場合は試験を受けて取得しました!

 

調理師のどんな仕事?

調理師の仕事は、

  • レストランなどの料理店
  • 天ぷらなどの専門店
  • 料亭
  • ホテルの飲食スペース
  • 学校の給食
  • 会社の食堂
  • 病院
  • 福祉施設の調理室
  • 惣菜の製造業

などがあり、多岐に渡ります。

 

調理師の受験資格

必要な学歴や職歴が決められています。

また、2年以上の調理業務に従事しているか。など、いくつかの決まりがあります。

こちらに関しては、変更になる可能性もありますので、公式ページを確認した方がいいと思います。

 

調理師試験について

試験は全校統一ではなく各都道府県で実施されます。日程や試験の内容も異なりますので気をつけなければなりません。

 

試験形式は?

試験は四択の問題で行われる筆記試験のみです。

下記の7科目からそれぞれ出題され、合計出題数は60問題以上、時間は120分以上になります。

  • 食文化概論(5%)
  • 栄養学(15%)
  • 食品学(10%)
  • 調理理論(30%)
  • 衛生法規(5%)
  • 公衆衛生学(15%)
  • 食品衛生学(20%)

このようになっています。

 

合格基準

合格基準は原則、全科目6割以上です。ただ、各都道府県によって基準が微妙に異なるという話もあります。

ここで、シビアになってくるのが5%の問題です。

私の時は食文化概論は3問しか出題されませんでした。

それの6割となると一問しか間違えられません!これはすごくハラハラしたのを覚えています。

出題割合が少ないからこそしっかり勉強することをオススメします。

 

合格率は?

 

年度(平成) 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
全国平均(点数) 62 60.6 63.8 62.1 62.3 60.5 61.2 61 62.1 64.4

※全国調理師養成施設協会

合格率は毎年60%以上です(全国平均)。

国家資格の中では、そんなに難しい方ではないのかもしれませんね。

勉強をしっかりすれば大丈夫!ってことです。

 

調理師の年収ってどれくらい?

調理師のデータを5年分ほど表にしてみました。

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
平均年齢(歳) 43.1 43 43.2 43 43.1
月給(万円) 24.8 24.8 25.1 24.8 25.2
年間賞与(万円) 31.4 33.5 35.5 33.6 34.3
平均年収(万円) 329 331.1 336.7 331.2 336.7

 

※賃金構造基本統計調査より
年収は月給と賞与額より算出しています。

ここ数年のデータを見てみると平均年収は330万円前後の様ですね。

平均年齢が40歳以上と低くはないです。

 

長い下積み時代をやっと終えて、自分のお店を持ってもいい歳の人も多いのかもしれませんね。

 

まとめ

  • 調理師は資格を持ってないと名乗ることができない
  • 調理師の仕事は食品に関係する多くの仕事がある
  • 合格率は60%以上
  • とはいえ、しっかり勉強はした方がいい

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。