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調理師試験は全部で7科目あります。
科目ごとに出題割合がことなり、それに応じて勉強方法も変えることが重要です。
今回は勉強の方法を科目別に見ていきたいと思います。
試験科目と出題割合
- 食文化概論(5%)
- 栄養学(15%)
- 食品学(10%)
- 調理理論(30%)
- 衛生法規(5%)
- 公衆衛生学(15%)
- 食品衛生学(20%)
割合としてはこんな感じになっています。
5%しかないものもあれば、30%のものもあり、勉強の力の入れ方も考えものです。
食文化概論(5%)
出題割合5%なのでそんなに勉強しなくていいかなぁ…
なんて考えはやめましょう!
食文化概論は大体3〜4問出題されます。
よく考えてみてください。3問だとして、食文化概論で60%の点数を取るということは、一問しか間違えられません。
2問間違えたら、その時点で合格できない可能性がでできます。
しかも、出題の傾向が
- 日本の食文化、歴史
- 日本の郷土料理
- 各国の料理
この内容って果てしなく広い範囲です。
必ずテキストに載ってるものから出るというなら、頑張れます。
暗記すればいいのですから。
しかし、世界の料理や歴史なんて無限のようにあり、覚えきれません。
私は試験当日の問題もみてびっくりしました。テキストにも載ってないような世界の料理についての問題でした。
試験が始まってすぐに、変な汗が出てきて、真っ白になりました。
とりあえず、なんとなく合ってそうなものを選びました。
食文化概論で重要なのは広い知識と普段からどれだけ食に興味があるかどうかです。
外食で異国の料理を食べに行ったら、これは何からできているのか。なんとなく調べてみましょう。
そうゆう普段の積み重ねが重要な科目です。
当然、テキストはしっかりやってください。
ただ、テキストだけでは十分ではないってことです。
栄養学(15%)
栄養学では、その名の通り栄養素の働きや含まれる食べ物などをしっかり勉強しましょう。
かなり細かいところまで出題されるイメージです。
国民の栄養状態の年次推移なんてわからんよ!覚えられるか!
って、思った記憶があります。
全てど暗記するのではなく、大体の基準の動きを把握しておくことが重要な気もします。
食品学(10%)
食品学はかなり広い出題範囲か出てくるイメージでした。、食品の分類やその栄養と機能など覚えることがいっぱいです。
食品に含まれる栄養素と食品自体の特徴を関連づけて覚えてみるのもいいかもしれません。
調理理論(30%)
調理理論は出題割合が多いというのもありますが、範囲が広いというのも問題です。
ただ、実務に近い内容であることから、なんとなく普段料理をしている中でやっていることを何故なのかと考えてみることのできる科目でもあります。
例えば、
- 普段使っている鍋の材質を考えてみる
- 豚の脂が白く固まるのは何度くらいなのか?
- 野菜のビタミンは火を通すとどうなってしまうかな?
など、普段の料理と結びつけて覚えていきましょう
衛生法規(5%)
衛生法規はど暗記です。
割合が少ないのであまり間違えられませんが、ひたすら覚えていくしかないですね。
公衆衛生学(15%)
公衆衛生学は働いている環境と結びつけて考えてみてください。
工事や飲食店でも衛生面のチェックはしてるはずです。
働く環境が異常に暑いなら、何度が快適なのか?
どんな病気があってその特徴はなんなのか?どんなことで予防できるのか。
普段の生活と結びつけて考えていきましょう。
食品衛生学(20%)
食品衛生学も出題割合の多いものの1つです。
ただ、こちらも飲食店や工場で働いていれば触れている部分が多いのではないでしょうか?
食品は手を洗ってから触りますよね?
生ものは冷蔵庫いれますよね?
どんな菌がいて、どんな環境で増えてしまうのか。
食中毒を出さないためにはどうしたらいいのか。
食品添加物は決まった量使っているか。
など、私生活にも関係深い科目です。
自分や家族がお腹を壊したり、しないためにもしっかり勉強しましょう。
まとめ
- 私生活の中で食品のことを意識する。
- 仕事でやってることは、なんのためにやってるのか考える。
- 法律系はひたすら暗記する。
- 出題数が少ない科目は気合入れて勉強した方がいい
これを見た皆さんが合格できることを願ってます!!!