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コーヒーなどに入っているカフェインに覚醒効果があるらしい…
ということは、みなさんはなんとなく知っていると思います。
では、カフェインを摂ることで、夜勤などで働く人のパフォーマンスは上がるのでしょうか?
ある実験をもとに見ていきましょう。
カフェインの主な効果は?
カフェインには覚醒作用や解熱鎮痛、強心作用、利尿作用などがあるとされています。
疲れている時や眠い時にコーヒーを飲むのはそういった効果があるからなんですね。
では、本当に仕事にも影響があるのでしょうか?
実験をもとに見ていきましょう。
極上コーヒーセレクション
実験被験者
夜勤は日中に比べて、覚醒レベルが低いとされています。覚醒レベルが低いわけですから、当然パフォーマンスも低下しますし、失敗や事故のリスクも増加する傾向にあると思われます。
では、このパフォーマンスの低下をカフェインの摂取によって改善することはできるのでしょうか?
被験者はコーヒーなどに好き嫌いのない男性8名です。
もちろん、激しい運動や飲酒、実験を以外のカフェインの摂取、仮眠を禁止して意見してもらったようです。
実験方法
カフェインレスコーヒーを飲んでもらう人、カフェインレスコーヒーにカフェインを200mg入れて飲んでもらう人、コーヒーは飲まない人に分かれて実験をします。
実験は
- 単純反応課題
- 色名呼称課題
- 論理的推理課題
の3つで行いました。
また、外交内向性、人間関係に敏感か、普段酒やタバコをやるか、勤勉な性格か、協調性はどうか。
など、個人特製の分類も行いました。
結果
色名呼称課題ではカフェイン入りのコーヒーを飲んだグループがより優秀な成績を収めました。
また、論理的推理課題でもカフェイン入りコーヒーのグループが良い成績を収めたことから、レベルの高い課題に対してカフェインが効果を発揮している結果となりました。
個人特製の結果では、人間関係に敏感かどうか、勤勉性、朝方夜型のひとに顕著な差がみられました。
人間関係に敏感ではないグループは、自分で判断するためカフェインの効果が現れにくい。
勤勉ではないグループは能力を最低限しか発揮しないため効果が現れづらい。
夜型の人は夜にもともと覚醒していることからカフェインの効果が現れづらい。
コーヒーまとめ
夜勤のお仕事でカフェインを摂るとレベルの高い仕事をする時に効果があることが示唆された。
個人の性格や生活によってカフェインの効果はまちまちであることが示唆された。