今回は毎年冬になると流行し話題になるインフルエンザの症状や予防策について語っていこうと思います。
目次
インフルエンザの症状と種類
インフルエンザは急性の呼吸器感染症で、インフルエンザウイルスが鼻やのどなどの呼吸器に感染することで起こります。
症状としては、悪寒、高熱、頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛や節々の痛み、鼻水などがあげられます。
インフルエンザウイルスはA型、B型、C型に大きく分類され、特にA型とB型がインフルエンザの原因となることが多いです。
潜伏期間
A~C型のどの方も、1~3日間の潜伏期間をへて発症します。
検査
インフルエンザの検査は病院にいけばすぐに判別することができます。
鼻に綿棒のようなものを入れ、鼻汁を用い、インフルエンザ抗原キットによって判別します。
時間は15分程度判別が可能です。
インフルエンザのお薬の一部を紹介
リレンザ(ナミビル水和物)
吸入剤型の薬で、1日2回(1回当たり2吸入)5缶分処方されます。
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染拡大を阻止し、治療します。
タミフル(オセルタミビルリン酸塩)
カプセル型の薬で症状が出始めてから48時間以内に服用するが効果的であり、48時間を過ぎてしまうと、ほとんど効果がありません。
A型またはB型インフルエンザウイルスの感染拡大を阻止し、治療します。
予防
インフルエンザワクチンの接種
インフルエンザワクチンはインフルエンザによる肺炎や入院、死亡を減少させるとのことが報告されています。
また、発症患者を抑制されるばかりではなく、その後の死亡を減少させる効果を持つ可能性が示唆されます。
飛まつ感染対策
インフルエンザは主にせきやくしゃみなどの飛まつ感染に広がります。
感染者が広げない努力をすることはもちろんですが、自分自身もしっかりとマスクを着用し、入ってこないようにすることが重要です。
また、使用したマスクはできるだけ触らないように捨て、直ぐに手を洗うことも重要となります。
外出後の手洗い、うがい
外出後は手洗い、うがいをしっかりとし、外から持ち込まないように心がけましょう。
また、手洗い後にアルコールにて手を殺菌することも効果があります。
湿度を保つ
冬の乾燥した時期は、インフルエンザにかかりやすくなります。部屋の湿度をしっかりと保つことで、気道粘膜の防御が低下せずに済みます。
また、マスクをすることで口周りの乾燥を防ぐことができます。
十分な休養と睡眠、栄養摂取
睡眠不足やストレス、栄養不足は免疫力の低下を招きます。
インフルエンザウイルスが体内に入ったとしても、しっかりと抵抗力で防げるようにしておきましょう。
緑茶がいい?
インフルエンザ予防に緑茶が期待できるとの話がある。
緑茶の成分であるエピガロカテキンガレード(EGCG)がインフルエンザウイルスの感染を抑制する作用があることが知られている。
緑茶を1日1~5杯飲む人と1日1杯以下の人とのインフルエンザの罹患率の関係性では飲んでいる人の方が罹患率が低いとの報告もある。
また緑茶でうがいをした人は、水でうがいをした人よりも、インフルエンザ罹患率が低いことが統計学的に優位であるという話もあるようです。
参考資料
緑茶によるインフルエンザの予防効果
鈴木 隆
ファルマシア
49 (2013) No. 11
公開日: 2016年09月26日
厚生労働省 インフルエンザQ&A
いしゃまち