砂糖の効果は保存性だけではなかった!!砂糖の賞味期限と保存方法も含めて考える

砂糖

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あなたは調味料の「さしすせそ」をご存知でしょうか?

言葉自体は多くの人が知っていると思いますが、それらには多くの機能性があることをご存知でしょうか?

今回はその中でも「さ」砂糖についてお話ししようと思います。

生きていくためには砂糖が必要!

甘いものは太ったりするし、肌荒れもすごいしあんまり取らない方がいいんじゃないの?

そんな考えの人が、近年増えてきています。

ただ、それは取りすぎたらよくないという話であって、糖がなくなってしまったら大変です。

それに、どんな食べ物だって取りすぎたらよくありません。

人が何をするにも必要な脳。

この脳は、他の臓器よりもたくさんのエネルギーを必要とします。しかし、ブドウ糖を蓄える力を持っていないのです。

だからこそ、血液によって補給するしかありません。

ダイエットでモノを食べないとフラフラするのはそのせいです。

例えば、ハードなトレーニングや勉強して疲れた時に甘いものが欲しくなりませんか?

それは体がエネルギー不足を訴えているのです。

逆に考えてみると、生きるのに必要な栄養だからこそ、甘く感じるようにできているのかもしれませんね。

 

砂糖にはどんな機能があるの?

親水作用

砂糖をお肉に揉み込むと、お肉がやわらかくジューシーになります。
これが砂糖の親水作用です。
砂糖がお肉のたんぱく質と水分を結び付ける役割をしてくれるから軟らかくなるのです。

浸透圧作用

砂糖には浸透圧によって食材の水分を排出させる作用があります。
梅酒を作る時に、梅とお砂糖を入れて置いておくと、梅の水分が出てきます。その時に、エキスや香りが一緒に出てくるので、よりおいしい梅酒ができるのです。

乾燥防止作用

親水作用でもお話したように、砂糖は水分のことが好きです。
その為、一度含んだ水分は抱え込んで離さない作用があります。
砂糖を加えることで乾燥しにくくなり、長期間やわらかさを維持できるのです。お砂糖の多い、お菓子が乾燥しにくいのはそのためです。

防腐作用

砂糖は濃度が濃くなればなるほど、細菌の繁殖を抑える作用があります。
これは、食品中の細菌が使える水分を砂糖が取ってしまうからです。
ジャムなどが腐りにくいのはこの作用が働いているからなのです。

 

砂糖の賞味期限はどれくらい?

食品の多くに書いてある賞味期限ですが、砂糖で賞味期限を見たことはありますか?
きっと、ないと思います。

なぜなら、砂糖に賞味期限はないからです。
砂糖は品質変化が少なく、非常に安定しているため、現在JAS法にて、賞味期限を表示しなくていもいい食品として分類されています。

だから、保存方法を守っている限り、ある程度保つのです。

 

砂糖の保管方法は

では、砂糖はどのように保管するのがいいのでしょうか。

砂糖の機能の話でもでてきましたが、砂糖は水分を好みます。
要するに吸湿性も強いのです。だからこそ、未開封、開封に関わらず、密封容器に入れ、高温多湿を避けることをオススメします。

また、いい香りも悪い臭いも吸収しやすい性質があります。
流しの下などに、洗剤と一緒に置いておくと臭いが移ってします場合があるので注意が必要です。

 

まとめ

  • 糖は人が生きていく上で、必要不可欠なモノである
  • 砂糖には様々な機能があるが、その多くは水を含みやすい性質に関係する
  • 砂糖には、法的に賞味期限の表示義務がないが、水分を含みやすいので保管方法は気をつける必要がある。

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